相続人死亡時の相続税の申告期限

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自分が相続を経験し、相続税を支払うことになったら、その申告期限は相続の開始を知った日の翌日より10か月以内です。
これが基本となりますが、もしこのときに相続人死亡となり、申告すべき相続税がまだされていなかったら、どうなるのでしょうか?
このときは別の方がその申告義務を引き継ぐのですが、そのときは本来の申告期限が延長される形となります。
具体的にいつなのか、それを確認の上、対処してください。

まず相続人死亡時の相続税の申告義務は、その相続人の相続人へと引き継がれます。
たとえばある方が亡くなり、その子供が財産を相続したため、相続税の申告義務を負ったとします。
このときにその子供が申告をしないまま突然亡くなり、その配偶者がすべての財産を相続したとしましょう。
このとき、配偶者は1つ前の相続人となっていた方の相続税の申告義務も引き継ぐ形となります。
2回目の相続でも相続税が発生している場合、この配偶者は1回目の相続税と、2回目の相続税を両方申告する義務がありますから、申告期限までに両方対応しないといけません。

このときに申告期限はいつとなるのでしょうか?
特に問題なのは、相続人死亡により、相続税の申告責任者が途中で引き継がれている方ですよね。
このときは2回目の相続の開始を知った日が起算日となり、そこから10か月以内に申告をすればOKです。

先の例を使ってご紹介しましょう。
ある方が3月1日に亡くなったとき、その相続をした子供はその翌日から10か月以内、つまりは翌年1月1日までに相続税を申告しないといけなかったわけです。
その子供が8月1日に突然亡くなり、その相続をした配偶者は、2回目の相続開始を知った日の翌日を起点に、翌年6月1日までに相続税の申告をすることになります。

この申告期限は、1・2回目の両方の相続税の共通の期限となるわけです。
1回目の相続税の申告期限だった1月1日が適用されるわけではありません。
相続人死亡により、その税金の申告義務の引き継ぎがあった場合は、その相続税発生時の申告期限が延長される形になりますから、落ちついて対応してください。